特撮の魅力
私は特撮が好きです。ヒーロー戦隊も仮面ライダーもウルトラマンもメタルヒーローも好きです。特撮が見たいという理由のためだけにamazonプライムに加入するほどです。勿論、毎週日曜朝7時のいわゆるニチアサタイムは欠かさず視聴します。それだけ特撮というのは私のなかでは大部分を占めています。
しかしながら、世間としては「ああいうのは子供騙しの番組でしょう?いい歳した男が見るものではない」という意見もあるかと思います。そういった意見も至極当然といえば当然なのですが、子供騙しという部分だけは少し語弊があるかと思いますので少し弁解させていただきます。
特撮というのはいわば子ども層をターゲットとしたテレビ番組です。そのため脚本や役者の台詞、アクションも子ども向けに配慮されたマイルドなものとなっております。そこが子ども騙しだと言われる所以ですが、そこが特撮の魅力でもあります。
見映えのよい過激なアクションや、ウケの良いアダルトな台詞に頼ることができないというのは大きな枷です。役者や脚本家などそれぞれのプロフェッショナルが影でどれほどの汗を流しているかは想像にかたくないですね。そういった制限がありながらも老若男女を熱狂させることができる作品をつくるというのは、並大抵の所業ではありません。
また、あくまで特撮のヒーローというのは架空の存在です。そこもまた特撮が軽視される所以の1つです。しかしたとえヒーローが架空の存在でも、彼らの与えた感動や熱狂は実物です。そして人々の心のなかに“憧れのヒーロー”として実在します。これらは虚仮でも偽物でもありません。実際に人々の心の支えになっているのなら、それはもう実在するヒーローといえるのではないでしょうか。
私も来年度には人助けに近い職業に就く予定です。(なれるものなら)
私も先人みたく、誰かの憧れのヒーローになってみたいものです。
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